真芝会長へ向けて放たれた渾身の一撃───
國生さんの反仙術によってコントロールされた、我聞の暴走する気。
この凄まじいパワーは真芝会長はおろか外壁までも貫いていく。
も、もしかして牙王タン骨も残ってないんじゃ…?
───夫婦の初めての共同作業が殺人とか悲しすぎる…!
なんて心配もしてみましたが、内蔵に達するほどのダメージを受け、銃弾に蜂の巣にされながら川に落ちた人間が「意外と死なないもんですねー」なんてひょっこり登場してしまうのが我聞ワールド!
特に目立った外傷がないようです(ボロボロだけど出血も見られません!ミラクル!)
(ふるぱーしゃるの
秋月さんもハートフル!)
収束爆砕の人体に対する効果ってどんなモンなんでしょうね…
7巻で若様をぶっ飛ばした時は結構派手に衣装が破れ散りました(もっと破れてもいいくらいだ)
それに比べると、今回は服もそれほど酷くは破れてないように見えます。
牙王タンが3巻の七見戦でやったみたいな感じで、ある程度気を後にそらしたりしたんでしょうか…
まぁそんな事はどうでもいい事です。
爆砕を撃った後の我聞と國生さんの顔が
「やりとげた満足感に満ち溢れている」から!
不安や迷いを微塵も感じさせない清清しさ。
万が一人体を消し炭に変えてしまうような技を発動したなら、もっと辛そうな顔をしているはずでしょう。
セリフはなかったけれど「やったな國生さんv」「やりましたね社長v」なんて言う、ジュリジュリと和くんっぽいセリフが聞こえてくるようです。
周りのメンバーだって牙王タンがかけら一つ残らないようなやられ方をしていたら、あれほど大喜びしなかったと思います。
もう全て片付いたかのような喜びっぷりではなく「───終ったな…」と言う後味の悪い空気が満ちていた事でしょう。
だけどね、アンタ達ちょっと喜びすぎ。
さて、我聞達が「動」とするなら、こちらは「静」でしょうか。
「能力に憧れる気持ち…お前にもわかるハズだ」分かる!分かるよ牙王タン!
私だって小学館の大株主になって「こわしや我聞パート2」連載決定!とかやってみたいよ!
…まぁ、力は力でもこっちは権力ですが。
でも仙術と言う大きな力に憧れる気持ちは分かる気がします。
しかし、その大きな力を使うには制御する心───つまり「こわすものを間違えない」心が必要なんですね。
ただ壊すだけなら「破壊神」です。
牙王は「破壊神」になりたかったのかな…
自分の持ち物を自慢したり、力を欲しがったり───どうしょうもなく子供だなぁと思える彼ですが、そう言うのも人間味に溢れてていいかも…なんて思ってしまいました。
だって「仙術を兵器にした理由」がそれって!
あれだけの大技をくらっても生きている牙王タンは十分力を持ってますよ、防御力と言う名の力をね。
そしてこれから始まる内閣調査室からの取調べの為に「忍耐力」と言う力を贈りたいです。
そして全てが終わりました。
大人しく連行されていく真芝側の人間、風の様に去っていく若様達。
晴れ渡る空の下、我聞が言う。
「帰ろう!オレ達の工具楽屋へ!」ああもう、我聞すっかりリーダーだよ!
このセリフ、我聞が言ってくれて嬉しいです。
こわしや我聞を読み始めた頃はこんなんじゃなかったなぁ…周りに促されて「そうしよう」って感じだったと思います。
もし我也とかが「よし、帰ろうぜ!」と音頭を取り、我聞のセリフが「おう!」だったら、こんないいシーンにならなかった!
こうやって我聞の成長を感じる事が出来て、本当に嬉しいです。
そしてついに我也の帰還───
最初からのテーマであった「真芝をこわす」に続き「父親を取り戻す」と言う大願が成就しました。
セリフがないのがいいですよね!
始めは「本当に…?」と言った顔の三姉弟が「本当にお父さんだ!」に変わり、そのまま我也に飛び込んでいく───
約束を守ってくれた國生さんの胸で泣く果歩ちゃん、感涙の中之井さんと優さん───辻原さんだって涙をこらえてるはず!
読んでる私も溢れる涙が止まらないよ…。
それを見ている我聞の優しくて、ちょっと照れたような顔にずきゅんだよ。
しかもすき焼き!
今夜の肉争奪戦は凄いことになりそうです。
(口からホラ吹いて空を飛ぶ。の
しるこさんが姉弟について書かれてます…待つ身の視点)
さて、この帰還から2週間後…もうね、何べんも読み返してしまいました!
手元にサンデーがないときは脳内反芻!(通報される勢いで!)
だって男二人で「真芝の残党潰しの旅」ですよ?!
しかも「もう少しゆっくりすれば」と言う言葉の後に───
「いや、そうしたいのはやまやまなんだがな」
「いやならついて来るな我也」サンデー史上最強のツンデレ来た───!!も、萌え殺すおつもりですか、藤木先生!
男二人旅と聞くだけでもどんぶり3杯いけるってのに、相方がツンデレと来たら俵ごといけますよ?
ええ、ほんと感動台無しですね(スミマセン)
この國生武文と言うキャラは想像以上です。
「帰る頃には孫の顔も見られそうだな」お父さん、気が早すぎ!
(駄文とか駄文とか駄文とかの
サムずアップさんもドキドキ)
どこまでも斜め上を行く人だったんですね…。
でも気持ちは分かるかも!
だってこのまま「娘はやらーん!」みたいな態度を取ってても、愛娘に「酷いわ、お父さん」とか言われて悪人にされるだけ…
そばで守る事が出来ないなら我聞に任せるしかないと言う苦渋の選択…だったかどうかは分かりません。
問題は何年家を空けるつもりなの?と言う事です。
帰るのが4.5年先でも我聞達21、22…その頃帰ってくる國生父に孫を見せようと思ったら、10ヶ月前には結婚してないと!
いや、してなくてもいいけどね。
って言うかそんな事はどうでもいいんですよ!
ドッギャーン!こんなに可愛い國生さんの顔を見れたんだから、細かい事なんてどうでもいいです。
我聞はほっちゃんに「セクハラ社長」と言われた時や、理来さんに「手ぇ出したのか」と言われた時などに赤面顔をさらしてくれてます。
でも、でも國生さんの赤面顔は「あわわっ」以来!
しかもお互い顔を合わせて照れるなんて初めてじゃないですか!
もう、P409の下から二つ目のコマを見れただけで思い残す事はなにもないとか言い出しますよ?
(そんな素敵すぎる國生さんに心をこわされたマンガがあればいーのだの
たかすぃさん)
そりゃ桃子と番司はちょっと可哀想だなぁ…と思いますが───
もっと可哀想な人がイタ───!!どこの野菜王子がやってきたのかと。
(ええ、新キャラかと☆yasiのひとりごとの
☆yasiさんも大いに突っ込んでらっしゃいます)
あの生え際はどう見てもべ○ータだろう?!
( ゚д゚)ハッ!
あの強さの秘密…工具楽一族はサイ○人の末裔だったのか…
なら我聞は大丈夫かもしれません、ゴク○は禿げてないから!(良かったね、國生さん)
(我也の禿げっぷりを真面目に読むならきょうのがもんの
あにょかわわさん宅で)
「陽菜はオレにとっても娘同然!!娘がほしくばこのオレを倒してからにせいや───!!」ああ、ツッコミどころがありすぎてどうしましょう…娘同然が娘になるって言うのに!
(フィッシュ&スネークの
グゲンさんも、大いにつっこんでおられます)
さらに新社長の我聞を「腰ヌケ」呼ばわり…そう言われれば引き下がれない新社長です。
「よかろう!その挑戦受けた!!」
「社長!」(嬉しそう)
なんて言うか、我也の親心を感じました。
もしかしたら本気で言ってるのかも知れませんが、こうやって我聞を挑発する事で「我聞は國生さんが欲しい」と言う事を我聞にも周りにも認識させた事になりますよね。
(漫画・アニメ感想帖(仮)の
蒼月さんも我聞×陽菜派に…!)
それに普通なら湿っぽくなる別れを明るく演出出来ました。
そして我也自身───我聞と拳を合わせたかったんじゃないかなぁと思います。
このエピソードは私達読者にもいい効果があったんじゃないでしょうか。
もっともっと泣いちゃうんじゃないかなって思ってたんです。
ずっと好きで読んでいた漫画の最終回ですよ?
サンデーが涙で濡れて、もう一冊保存用買ってくる羽目になるかもしれなかった最終回のはずなんです。
こんなにも爽やか読後感。
藤木先生は連載を始めた時に、最終回はこうしようって決めてたんでしょうか。
この時の為に我也の禿げ頭を読者に隠してたんでしょうか。
すごすぎます、先生。
真芝が壊滅して激減した本業。
赤字に戻ったいつもの工具楽屋。
でもちょっと違うのは社長を頼りに思う部下と、部下に頼りにされてる社長がいるところ。
「わが社の社長は、ちょっとだけ頼りになる方ですので」それは國生さんにとって、最大級の褒め言葉。
ツンデレキタコレ。
そうか、國生パパはツンデレだったのか(笑)
最終回、楽しかったですね。親父二人が笑いを全部持っていってしまいましたね(笑)
寂しいとは思うのですが、「さわやかな読後感」に同意です。とても良かった。
しっかしなあ、本当最後に藤木先生は大きい爆弾落っことしていっちゃったなあ。これは読者に
「足りない部分は自分達で妄想汁」
て、言ってるんだろうな(笑)